煮干しは健康的な犬のおやつ-犬の食について考える-

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こんにちは 獣医師の横山です。

いよいよ梅雨明け近くなり
暑い日が続くようになってきました。

朝の犬の散歩も日が出てくる前に
と1時間ほど時間を早めることに。

ついでにいろいろと頑張っている
飼い主さん達を見習って
いつも避けて通っていた80段ほどの
階段2往復をコースに取り入れました。

最初こそは息が上がっていた愛犬達ですが
いまでは涼しい顔で登り切れるようになり
心なしか足の筋肉も以前より
しっかりとしてきた気がします。

ついでに私のダイエット効果も・・・
とひそかに期待していたのですが
悲しいことに1ヵ月ほどたつ現在でも
1グラムの変化も見られません。

こちらの方は
お酒とおやつをやめることから
はじめないといけないようです。

そんなダイエットの敵・・・ではなく
わんちゃん達の日々の楽しみの
一つとなっているおやつ。

ご飯以上に添加物などの管理が緩く
以前アメリカで中国産ジャーキーが
原因で数百頭の犬が死亡した
というニュースがありました。

(この噂のジャーキーメーカーは
日本に進出している大手スーパーでも
取り扱いがあったことを確認しています)

国内でも
「近所のスーパーで外国産ジャーキーの
 特売があった週におやつで体調不良を
 起こしたわんちゃんがたくさん出た。」

という話を耳にしたこともあります。

また素材そのものだから大丈夫だろうと
思われがちな皮ガムや蹄も
なめす際に何重にも薬品による処理が
行われていたり

誤嚥や食道内で膨らんで閉塞をおこす
事故が多発しているため
あまりお勧めすることができません。

クリニックでも
「おやつにはどういったものが
 よいのでしょうか?」
というご質問はよくいただくため

今回いくつかご紹介させていただきたい
と思います。

【煮干し】

特にトッピングや手作りご飯で
お肉をたくさん食べていると
リンの摂取量が多くなります。

カルシウムのバランスを補うためにも
与えることをお勧めします。

ペット用の煮干しも売られているのですが
意外と大振りで小型犬に与えにくいことが
多いです。

人間の乾物コーナーで
そのまま食するための淡水処理された
小ぶりの煮干しが販売されているので
そちらの方があげやすいでしょう。

【ヨーグルト】

こちらもカルシウムが取れるほか
おなかの調子を整えるのにお勧めです。
もちろん無糖のものをあげてください。

ただあげ過ぎが肥満の一因となっている
事例をよく見受けます。

人間から見ると「ほんの一口」でも、
体重が1/10の愛犬からみると
ボール1杯分に相当していることを
お忘れなく。

【手作りジャーキー】

間食のほかフードのトッピングとしても
使えるので便利です。

我が家でもパピヨンのヒナの食欲が
ないときはこれだけでご飯を済ませて
しまうことがあります。

作り方は簡単です。

そぎ切りにしたささみやとり胸肉
牛肉の薄切りなどを
200度に温めたオーブンで20~30分。

時間はお好みの硬さで適宜調整して
みてください。

【手作り野菜チップス】

ぱりぱりと食感もよく
ダイエット中のわんちゃんにおすすめです。

薄~くスライスした野菜を160~180度に
温めたオーブンで15分ほど焼いたのち
天板に乗せたまま冷まします。

人参やレンコンといった根菜が
作りやすくておすすめできます。

【黒ゴマときな粉のぼーろ】

東洋医学の「補腎」の食材として
よくお勧めしている黒ゴマ

加えて良質なタンパク質を含むきな粉を
一緒に摂ることのできるクッキーです。

特にシニア犬や歯の悪いわんちゃんに
おすすめです。

作り方ですがボウルに
・卵黄1個分
・豆乳小さじ1
・はちみつ小さじ1
を入れて混ぜ
・片栗粉50g
・きな粉10g
・黒いりごま大さじ1
を加えてさっくりと混ぜます。

全体が混ざったら

手のひらで押し付けるように
してひとまとめにします。

生地を棒状に伸ばしてから
小分けにして丸め
170度のオーブンで15分焼いて
天板で冷まします。

これ以外にもネットで検索すると簡単な
手作りおやつがたくさん紹介されています。

やってみると
本当に意外なほど手軽にできてしまう
わんちゃんのおやつ

ぜひいろいろと試してみてくださいね。

それではハッピードッグライフ♪

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