犬の鍼灸治療では脈は内股の血管

こんにちは!獣医師の青木です。

猛烈に暑い日が続きましたが
最近少し9月に向かって季節も変わってきているようすですね。

皆さん わんちゃんも夏バテしていませんか?

今月は5月に引き続き
犬の鍼灸治療についてお話します。

犬の鍼灸治療って
なんだか特別 特殊な感じがしますが
ほとんど人と同じことをしているんです。

使うものも同じです。

「四診」といって
患者さんの見た目の様子から
発声の仕方
舌の色
眼の様子
触って痛いところや
硬くなっているところ
はないかなど
さまざまな角度から診断をしていきます。

そして「脈」と言って

人では手首のところで
鍼灸師さんが触って診断していくところを

わんちゃんでは内股の血管に手を当てて
その子の状態を把握していきます。

それから
犬の鍼灸治療をするにあたっては
その子の今までかかったことのある病気や
現在の状態などを詳しくお聞きすることが大切です。

何がきっかけで発症したのか
その子の体質はもともとどうなのか
などを

飼い主さまのお話と
「四診」から総合的に診断していきます。

すでに キュティアで鍼灸治療を受けてくださった
患者さま飼い主さまには
できるだけ今何をしているのか
お話させていただくようにしています。

そうでないと
「この人はいったい何をしているんだろう」と
「あやしい先生」になってしまうからです(笑)

よくよくお話をお伺いしていると

「そういえばペットホテルに預けてから調子が悪い」

とか

「お母さんが留守にすることが多くなってから元気がなくなった」

とか・・・・。

ストレスが引き金になっている場合も少なくありません。

そういった場合は
「肝(かん)」という
「気」をのびやかに動かす臓の働きが
滞っていて

お腹をこわしたり
あしの動きが悪くなったりと
様々な症状をひきおこしている可能性があります。

今までは平気だったことも
歳をとってくると
我慢ができなくなったり
頑固になってきたり
少しずつ性格も変化していきますから

わんちゃんからの「老化のサイン」を見逃さないようにしていきましょう。
(こちらのメルマガやキュティアHPの「老犬のリハビリ・トレーニング」 もチェックしてみてください☆)

さて 鍼灸治療のご様子を少しご紹介します。

リックくんは13歳のジャーマンシェパード。

現在 鍼灸治療と整体をキュティアで受けてくれています。

年齢とともに
足腰が弱って
歩くともつれるようになってきました。

鍼灸治療のときも整体のときも
自分からマットに乗って

「さぁ、どうぞ~」

というかんじで背中を見せてくれます^^

キュティアでは介護に使うマットを床に敷いて 飼い主さんも一緒に見ながら話ながら施術をします。

鍼灸しているところ

 

前回は車椅子にも初挑戦!まだ立てるうちから練習しましょう と車椅子でのお散歩を始めてみることに。

車椅子に乗っている

 

それではハッピードッグライフ♪♪

  • 獣医師コラムトップページへ