肝臓腫瘍と闘っているMIX犬しなもん-頑張っている犬たちをご紹介-

少しずつ日が暮れる時間が遅くなり
春が近づいているのを感じる今日この頃

晴れている日はお散歩に出るのも心地良くなってきましたね。

さて今月は
キュティアに鍼灸・整体治療で通院されているわんちゃんのご紹介です。

13歳MIX犬のしなもんちゃんは
2011年冬に肝臓腫瘍が見つかりました。

手術で摘出するのは難しい場所で
抗がん剤の効果もあまり期待できないこと
から内服薬のみで過ごしていました。

食欲はあったりなかったりで
ない時には背中に皮下点滴をしていたそうです。

そして2014年冬に歩く速度が
急に遅くなったと思っていたら
年末には自力では立ち上がれなくなってしまいました。

1ヶ月で体重が4キロも減ってしまったそうです。

そんなしなもんちゃんがキュティアに
来院されたのは約1ヶ月前の2月こと。

来院時は
全身がガチガチで
目もなんとなく元気がない様子でした。

関節が曲がらずつぱっていて
オスワリやフセの姿勢の時は膝がのびきっていました。

肩甲骨の動きも悪く
骨盤も下がっていたのでいわゆる
木馬様歩行(ロボットの様な歩行)をしていました。

それでも調子がいい日には
立たせてあげると1時間位歩く
と飼い主様が言うので驚きでした。

お散歩が本当に好きなんですね。

歩くのが大好きなコなので歩けなくなったら大変!

と思いキュティアに来院されたそうです。

しなもんちゃんの病状は
中医学(東洋医学)的に考えると

「肝」が長期間弱っていたことによって
肝のお母さんである「腎」が弱って
しまって出た諸症状と考えられます。

西洋医学では
肝臓の病気は肝臓のことだけを考えて治療しますが

中医学では
全ての臓腑は関係していると考えます。

なので全身のことを考えて
鍼灸治療を行っていきます。

鍼灸と整体治療の後は
ほんの少しの支えで
自分で立ち上がることができ
歩き方もなめらかになります。

治療後はいつもうれしそうに院内をウロウロ探検しています。


大好きなお散歩が
ずっと続けられるように頑張ろうね!

自宅では棒状のお灸(棒灸)を
やってもらっています。

そして
マコモというイネ科植物のサプリメントを 飲んでもらっています。

マコモの話をすると長くなってしまうので
また改めて詳しくお話しますが
肝にとてもいいと言われています。

肝だけでなく
脾(西洋医学では胃腸に相当します)や
肺にも効いてくれて
アレルギーの治療にもとても有効です。

キュティアのスタッフ(私)も飲んでいます♪

他にも飲んでいる
患者さんがたくさんいますので

そちらもご紹介シリーズでまたお話していけたらと思います。

それではハッピードッグライフ☆

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