マコモで乳酸菌のパワーアップ!

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みなさま こんにちは。
獣医師の横山恵理です。

先日
オーストラリアの獣医師を中心に
ペットフード会社
(動物病院推奨の会社も含む)
への訴訟の動きが活発化している
との情報を耳にしました。

犬・猫への健康被害
大学との癒着
獣医学生への洗脳
といった訴訟内容のようです。

私は数年間
人間の薬の治験に携わってきた中で
普段では想像もつかないような
桁のお金が動くことで
データや実績が作られていく様を
目にしてきました。

また獣医師となってからの
勉強の場となる「学会」も
大手ペットフード会社がスポンサー
となっていることが多く
色々と思うところはあります。

しかし飼い主さんの利便性や
多くの獣医師が療法食を指定している
という現状を考えると
完全に一般のペットフードを否定する
こともできません。

ペットフードとの上手な付き合い方を
ご提案できるよう

「ごはん」についての勉強を

より一層深めていかなければならないと
痛感させられた一年の始まりとなりました。

さて
前回ご紹介しましたように
身体の中で大活躍してくれる乳酸菌。

元気に活動するためには
腸粘膜の状態も重要となってきます。

そこで注目したいのが「マコモ」。

マコモは日本中の沼や川などの水辺に
生えているイネ科の多年草です。

古くから食用や薬用として使われてきました。

マコモダケとして売られていることを
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

マコモの成分を見ると
ビタミン類の豊富さに驚かせられます。

特に豊富に含む亜鉛や必須アミノ酸は
細胞の新陳代謝を促進して
腸粘膜を丈夫にする作用があります。

さらにマコモ菌は
悪玉菌を減らし乳酸菌を増やす
手助けをしてくれるんです。

この作用は腸内だけでなく
口腔粘膜や皮膚にも有効で
歯周病対策や傷の修復でもマコモは
活躍してくれます。

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キュティアでは
・粉末
・錠剤
・液体
の3種類をワンちゃんの症状や状態に
合わせて使い分けています。

粉末は漢方薬やヨーグルトと混ぜたり
ごはんにふりかけたりして与えます。

錠剤の方が飲み易い子はそのまま
与えます。

液体は皮膚のケアや目薬代り
また薬浴になどに使用しています。

ところで
キュティアではマコモの作用を
より引き出すために

オリジナルのマコモクリームを
手作りし販売しています。

クリニックで処方する際などでも
マコモクリームについてあまり詳しく
説明することがなかったので改めて
マコモクリームの紹介をさせていただきます。

マコモクリームは
4つの材料をベースに作ります。

【カレンデュラオイル】
角質を柔らかくする作用のある
スウィートアーモンドオイルに
皮膚を丈夫にするカレンデュラ
(マリーゴールド)を漬け込んで
成分を抽出したもの。

このオイルだけでも「あかぎれ」などは
治ってしまいます。

【みつろう】
ハチの巣を圧縮して採取した天然の蝋。
優れた保湿力と抗炎症作用があり
皮膚を健康に保ちます。

また抗菌性も高く
クリームの防腐剤としての一面もあります。

【ラベンダー精油】
高い鎮静作用で皮膚の炎症を鎮めます

【カモミールローマン精油】
鎮静作用と抗アレルギー作用があります

以上の材料で作ったミツロウクリームに
マコモの粉を混ぜるとマコモクリームが
出来上がります。

精油はメディカルアロマと呼ばれる
良質なものを使用します。
乳幼児でも使える程度の濃度に抑えます。

安全な材料だけで作っているので
わんちゃんが舐めてしまっても大丈夫ですし
普段の肉球のお手入れにもお勧めです。

また
わんちゃんだけではなく
飼い主様ご自身がハンドクリーム
として使いたいと
ご購入されるケースが増えてきています。

冬の乾燥でフケが増えたり
かゆがったりするような場合には
マコモ液を薄めて作る
マコモスプレーも有効です。

このようにマコモは
多岐にわたって活用方法が考えられます。

前回お話しした乳酸菌に
マコモを組み合わせて使うことで
大きな相乗効果が期待できます。

キュティアに来られる多くの飼い主様から
ごはんや栄養補助のアドバイスも
求められます。

鍼灸治療や漢方薬の処方に加えて
いろいろ調べたり考えているうちに
結局はマコモに行きついてしまうのです。

マコモについてご興味がありましたら
どうぞお気軽にお問い合わせください。

それではハッピードッグライフ♪

参考コラム:

「マコモって何?」

「マコモできれいな皮膚に -マコモを飲んでるわんちゃんのご紹介1-」

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