梅雨空が続いているな~
と思ったらいきなりの真夏日!
年中食欲が衰えないのが自慢!?の佐々木ですが
さすがにこの急な暑さでさっぱりとしたものを
好んで食べているような気がします。
キュティアに通院されている
わんちゃん達の中にも食欲が少し落ちているコがいます。
そのような時にはいつものごはんに
豚肉の赤身やレバーを足してみてはいかがでしょうか。
それだけでも栄養価がぐっと上がります。
また湿度の高いこの時期は
トウモロコシのひげを天日干し(またはフライパンで乾煎り)したもので
お茶(水出しでもOK)を作り
お水の代わりに与えると体の湿をとってくれるそうです
試してみてくださいね♪
そしてそんな時に飲むといいのが
前回お話したマコモ!
繰り返しになりますが
マコモは「肝・脾・肺」に効きます。
「脾」に効く=胃腸の熱をとってきれいにしてくれるのです。
さて今回は
実際にマコモを飲んでいるわんちゃんのご紹介をしたいと思います。
6歳のポメラニアンの女の子ミントちゃん
2歳頃からアレルギー性皮膚炎で
皮膚が赤くなったり
掻いて脱毛したりしていました。
飼い主さんがなるべくお薬は使いたくないと
頑張って薬用シャンプーを週2回行い
抗生剤やステロイドなどのお薬は
症状が本当にひどい時のみ年に3回程度
しか使用していませんでした。
キュティアで治療を始めたのは2014年の6月。
はじめは鍼灸と漢方薬で治療していましたが
一進一退といった感じでした。
そこで年明けからマコモを試してみることに
1日2回マコモ粉をごはんにふりかけてもらい
薬用シャンプーは極力使用を控えてもらい
代わりにマコモのお風呂に3日に1回入ってもらいました。
最初の1ヶ月はお風呂に入るとものすごくフケがでていました
今思えばこれは好転反応だったようです。
これは身体が正常な状態に近づこうとする
時に起こる反応なのですがステロイドを服用していた場合などで強くみられます。
その後1ヶ月半位で痒みが落ち着いてきました
3ヶ月がたった頃
ようやくツルツルだった背中の毛が生えてきました
今では痒みは顔周りのみとなり
完治まであと一歩といったところです。
(マコモをはじめる前。背中の脱毛がひどく皮膚が真っ赤です)
(1ヶ月後、皮膚の赤みがとれてきましたが毛は薄くパサパサしています)
(3ヶ月後、背中はきれいになりました♪)
(首のあたりがもう少しです)
(6ヵ月後、毛がかなり柔らかくなりフワフワに♪ 顔周りや首下がもうちょっと)
では
マコモが皮膚に良いのはなぜでしょうか?
一つは
ビタミン・ミネラルなど皮膚の健康に必要な
栄養素が豊富に含まれていること
そして
中医学的にはマコモが効くと言われている
「肺」と「皮膚」は密接な関係があります。
(どういう関係かを説明すると長くなるのでそれはまたの機会に・・)
マコモがアレルギーに効く理由は前回も少しお話しましたが
マコモは強い抗酸化作用を持っています
また免疫に深く関与するマクロファージを活性化するため
抗ヒスタミン作用を有しています。
そして亜鉛とアミノ酸による遺伝子の修復作用も期待されています。
中医学的には
「アレルギー」は「肝」と関係しているので
この点においてもマコモがアレルギー性疾患に効果をもたらす説明ができます。
キュティアではたくさんのわんちゃん達に
マコモを飲んでもらっています。
老犬の健康維持で飲んでるコから
アレルギーの治療
肝臓や胆泥の治療
免疫性の腸疾患の治療
糖尿病やがんの治療で飲んでいる
コまで様々です。
これからも
実際にマコモを飲んでいるわんちゃんのご紹介をしていきたいと思います。
それではハッピードッグライフ☆