シニア犬・老犬が食べない

シニア犬・老犬が食べない

日常のふとしたしぐさから老いを感じ、愛犬がごはんを食べないのは心配になります。シニア犬・老犬になると加齢とともに機能が低下し、食が細くなるのは人と同じですね。動物病院キュティア老犬クリニックでの医療経験から、シニア犬・老犬が食べない理由と対処法についてお話しします。

シニア犬・老犬のご飯についての悩みは多いようです

キュティア老犬クリニックにはシニア犬・老犬の飼い主様からお問合せをいただきます。

「カリカリをさっぱり食べなくなってきて、好みが変ってきたのかも。」
「この頃いろいろなフードを試しているのですが食べないので悩んでいます。」
「手作り食をあげているのですが、栄養バランスはそれで良いのか心配です。」

年齢を重ねた愛犬に、日常のちょっとしたしぐさから老いを感じることもあるでしょう。 若いころに比べて愛犬が食べないといっても、それだけであまり神経質になる必要もありません。

それでも「食べないので栄養が十分にとれているのかな?体力がおちてしまうのではないかな?」 と心配になるのは当然のことだとおもいます。

また、クリニックに通院するシニア犬・老犬の飼い主様からも、こうした声をよく聞きます。

「急に寝たきりになってしまい食べないし、飲まないしどうすればよいでしょう」
「すこし食べ過ぎるとすぐに下痢してしまいます。」

食欲は健康のバロメーター。食べないと飼主さんも不安になるのは愛情のバロメーターともいえるでしょう。

キュティア老犬クリニックはシニア犬・老犬を中心に鍼灸治療・漢方・整体を取り入れた緩和ケア・リハビリ・介護医療を専門としています。

そうした経験をもとに、ドッグフード専門獣医師と共に「シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ」を開発しました。

ペロは国産無添加の食材を使い栄養バランスに優れたレシピになっています。ご注文いただいてから一粒一粒を丁寧に手作りしています。

シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ
写真はキュティアショップで販売している
シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ

それではシニア犬・老犬が食べないことについて一緒に考えてみましょう。

シニア犬・老犬が食べない理由はいくつかある

シニア犬・老犬が食べない理由その1. 運動量、基礎代謝が低下する

齢とともに基礎代謝が低下したり、腎臓などの内臓の機能が落ちたり、運動量が少なくなったりするのは、犬も人も一緒です。

本来肉食動物である犬は、人間以上にたんぱく質を必要とします。 筋肉を作るのに必要な必須アミノ酸を、良質な肉たんぱく質からとれるように心がけましょう。

また、加齢とともに消化機能も低下し嘔吐や下痢もしやすくなるので、消化吸収しやすように工夫することも大切です。

関節や足腰が弱くなるのも、運動量が減る一因です。丈夫な足腰を維持できれば運動量が増え、食欲増進にもつながります。コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンなどの栄養素を意識してあげましょう。

ただし、あくまでも適量です。

シニア犬・老犬にとって、肥満は大敵。 よく食べるからとあげすぎては、肥満や病気の心配が生じます。 おやつやトッピングの類もあげすぎは禁物、ほどほどが肝心です。

老犬が食べないな、と感じたら、コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンなどの栄養を加えた、良質で消化吸収がよい肉たんぱく質のごはんを、適量試してみてください。そして、適度な散歩・運動も忘れずに。

シニア犬・老犬が食べない理由その2. 食の嗜好へのこだわりが強くなる

これまでよく食べていたフードなのに、急に老犬が食べなくなるケースもあります。 もしかすると嗜好(しこう)が変わったのかもしれません。 加齢とともに、味覚や嗅覚が低下していくことも影響しているでしょう。

いつもとは違ったフードや、手作り食を少量ずつ与えてみましょう。愛犬の新しい好物を発見できるかもしれません。

キュティア老犬クリニックに通院しているワンちゃんたちも、同じフードを食べ続けてはくれないようです。飼主様は何種類かのドッグフードを食欲に応じて周期的に替えるなど、工夫をされていらっしゃいます。

味覚にはミネラルが影響することがあります。 ミネラルは人間と同様、シニア犬・老犬にとっても体の機能を調整する大切なもの。 一部のミネラルが多すぎたり、少なすぎたりすると体調を崩す原因にもなります。

特にカルシウムとリンは、シニア犬・老犬にとって重要なミネラル分ですので、適量の野菜、果物、海草類をバランスよくごはんに混ぜてあげてください。

また、シニア犬・老犬では、歯が抜けたり噛む力が弱くなったりして、固いものを好まなくなることがよくあります。 固いものが食べにくそうであれば、ドライフードをふやかしたり、半生タイプやウェットフードに替えてみたりするとよいでしょう。

シニア犬・老犬が食べない理由その3. 食欲そのものが減退する

シニア犬・老犬になると、唾液や胃腸の分泌物など消化機能全般の働きも弱くなりますし、腎臓や肝臓などの能力も低下していきます。こうしたことにより、食欲そのものがなくなってしまいます。

あまりにも老犬が食べない状態は、飼い主様にとっては不安なもの。香りが立つよう温める、食べやすくかつ食べごたえのある半生タイプのごはんにする、など食欲をそそる工夫をして、ごはんの時間が楽しくなるようにしてみましょう。

シニア犬・老犬に合った栄養バランスと、食べやすさでフードを選ぶ

キュティア老犬クリニックでは、医療経験をもとにフード専門獣医師と一緒に研究に取り組み、シニア犬・老犬のためのドッグフードを作り上げました。

それが、「シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ」です。

高栄養だけど低カロリー。関節や足腰の健康維持を考え、安心・安全な国産無添加食材から、コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンをたっぷり抽出しています。

半生タイプで、食べやすく食べごたえのあるフードは、全て手作り。 ご注文をいただいてからキッチンで調理し、フレッシュな冷蔵状態でお届けします。

シニア犬・老犬が食べないとお悩みのかたに、ぜひお試しいただきたいフードです。

シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ
写真はキュティアショップで販売している
シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ

食べることは生命の糧。

シニア犬・老犬が食べることを楽しめて、健康に配慮した食べやすいフードを、一粒ひと粒丁寧に、心を込めてお作りします。

クリニックとフード専門獣医師が共同開発した、シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロで、健康なシニア犬ライフを一日でも長く過ごして欲しいと願っています。

「ペロ(Perro)」はキュティア老犬クリニックが運営するネット通販キュティアショップでお求めになれます。

キュティアショップ

老犬が食べないときに注意したいこと

フードを替える際には、いままで慣れ親しんできたものに少しずつ新しいフードを混ぜることからはじめましょう。

また、病気による食欲減退の可能性もあります。 シニア犬・老犬になったら、定期的に獣医師の検査・アドバイスを受けましょう。

慢性的な病気をかかえている老犬が食べないときは、特に獣医師に相談してしっかり指導を受けることが大切です。

犬も人と同じで、病気によっては気をつけなければならない栄養素があります。 獣医師の指導のもと、病気に合わせた療法食を与えることが必要となる場合があります。

幸せ老犬ライフチェック

ながく一緒に生活してきたシニア犬・老犬は家族そのもの。ご飯を食べない時があると心配になるのは愛情のあかしです。残ったシニア犬・老犬ライフを共に楽しく過ごしたいものですね。

素材や成分にこだわった良質の「シニア犬・老犬フード国産無添加半生ペロ」で、皆さまの愛犬が毎日のご飯を笑顔で食べてくれますよう☆

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